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ニイミ洋食器店

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ニイミの歴史

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    2代目社長 善三郎(写真右)

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    ニイミ商報

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    昭和46年 ギフト用品センター

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    オリジナルお子様ランチプレート(新幹線)

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    昭和20年後半 花電車

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    昭和26年 戦後再開店時

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    昭和33年 店頭

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    鉄道沿線看板

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    映画「三大怪獣グルメ」設定画

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    取扱説明書(年代不明)

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    昭和35年 店頭の様子

ニイミの沿革

1907年(明治40年)3月
始祖「吉五郎」合羽橋にて「新實道具店」として創業
1920年(大正9年)12月
「ニイミ洋食器店」として社名変更
1930年(昭和5年)5月
初の国産中華食器製造に成功
1951年(昭和26年)8月
戦時中の休業をはさみ、現在地の松が谷にて「有限会社ニイミ洋食器店」として再開業
1968年(昭和43年)
テレビCM開始。放送当時の社長である新實善三郎が自ら出演
1972年(昭和47年)3月
ニイミギフトセンター(現在の配送センター)開店・ニイミパーキング(現在の物流倉庫)建設
1975年(昭和50年)5月
オリジナル商品「お子様ランチシリーズ」開発・販売
1982年(昭和57年)3月
本社新社屋、ジャンボコック像、完成(モデル:善一(当時会長)、発案:善三郎(当時社長))
1998年(平成10年)12月
台東区西浅草に新館ビル完成
2005年(平成17年)10月
本館にアウトレット広場増設
2007年(平成19年)2月
創業100周年。2月13日を「213(ニイミ)の日」と制定
2008年(平成20年)9月
松が谷213ビル完成
2020年6月(令和2年)
映画「三大怪獣グルメ」にてジャンボコック像が正義のロボットとして出演

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ニイミ洋食器店の
なりたち。THE ORIGIN OF NIIMI

「ニイミ洋食器店」は、現社長の新實孝の曽祖父・新實吉五郎が、明治40年当時の要所であった上野と浅草を結ぶ馬道通り沿いに古道具業「新實道具店」を営んだことに始まります。

大正初期には、祖父・新實善一が「食の洋風化」をにらみ、「ニイミ洋食器店」と社名を変更。食に関わる総合商社となり、以後、屋上広告のジャンボコック像を発案した先代・善三郎、孝と4代に渡り続き現在に至っています。

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1951年(昭和26年)当時の店舗
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1953年(昭和28年)新實善一店頭にて
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1968年(昭和43年)新實善三郎が出演したテレビCM

ニイミの
ジャンボコック像。JUMBO CHEF STATUE

今では「かっぱ橋道具街」のランドマーク的な存在として親しまれている『ニイミ洋食器店』の“ジャンボコック像” その巨大なコックさんの顔は、まさしく「かっぱ橋道具街」の“顔”と言っても過言ではありません。

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メンテナンス中のジャンボコック像

“ジャンボコック像”のモデル。

実は、この“ジャンボコック像”にはモデルがいました。二代目に社長を務めた新實善一です。1980年(昭和55年)、店舗の建て替え計画を具体化させていた『ニイミ洋食器店』ですが、当時社長を務めていた善三郎が、「ビルを建てるのなら洋食器のイメージを大々的に宜伝できる特徴のあるものにしたい。」と提案。洋食器店なのだからコックさんの像を人目に付くビルの上に乗せればいいということになり、会長を務めていた父である善一を『ニイミ洋食器店」のシンボル“ジャンボコック像”のモデルとしました。

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構想から約2年後の1982年(昭和57年)3月1日、“ジャンボコック像”はお披露目の日を迎えました。高さ11メートル、総重量10トン、材質は鉄骨モルタル製。当時としては珍しいユニークな屋上広告として、テレビ・新聞・雑誌などの各メディアから注目を浴びました。

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それから約40年、常に紫外線や風雨にさらされている“ジャンボコック像”ですが、その姿は建設当初の佇まいを保っています。それは人知れず行われているメンテナンスによるもので、5~6年に一度は多額の費用をかけて塗り替えられています。最近では2012年10月に塗り替えが行われ、その模様はTV番組にも取り上げられ話題となりました。今では『ニイミ洋食器店』の広告塔としてはもちろんのこと、「かっぱ橋道具街」のシンボルとしても全国的にも有名です。

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2020年6月(令和2年)映画「三大怪獣グルメ」にてジャンボコック像がロボットとして出演

ニイミと
『かっぱ橋道具街』KAPPABASHI DOUGU STREET

「かっぱ橋道具街」(東京都台東区)は、全国でも有名な食道具専門の問屋街です。 南北800mに延びる通りには、約170軒の食道具専門店が建ち並びます。

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2025年4月(令和7年)かっぱ橋道具街

「かっぱ橋」名前の由来。

「かっぱ橋」の名前の由来には有名な二つの説があります。一つは、江戸時代に現在の「かっぱ橋道具街」近辺に武家屋敷があり、下級の武士たちが内職で雨合羽を縫っており、縫い上がった雨合羽を近くの堀割にあった橋に掛けたところからきたという「雨合羽説」

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1951年(昭和26年)店頭かっぱの看板
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1958年(昭和33年)かっぱ祭のかっぱ行列

もう一つは、江戸時代に財をなした雨合羽職人「合羽屋喜八」が、水はけが悪くたびたび水害に困っていた現在の「かっぱ橋道具街」一帯に私財をなげらって堀割工事を行っていたところ、それを見ていた隅田川に住むというカッパ達が喜八の善行に感動し、難工事であったその工事を夜な夜な手伝って完成させたところからきているという「合羽屋喜八説」の二つです。加えて、そのカッパを見た人は商売繁盛したという言い伝えもあります。

また、かっぱ橋本通りにある「曹源寺」(別名 かっぱ寺)には、合羽屋喜八のお墓があり、工事を手伝ったカッパ達も商売業盛・福の神・河童大明神として祀られています。